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運動麻痺を呈した方がリハビリを受ける時に、作業療法士や理学療法士等によって手、腕、足のリハビリを受けていると思います。

個別的に手や足の各箇を集中的にリハビリすることは重要なのですが、思うような回復が出来ず、後遺症に悩まされている多くの方は、手や足といった身体のある一部、つまり木で言う所の枝葉にしか手を施していないことが原因であることが多いです。そのような方は土台となる幹や根を調べる必要があります。

骨盤周囲の状態をチェックし、全身にどのような影響を及ぼしているのか?
麻痺の状態をチェックし、脳のどの箇所に多くの損傷があるのか?それが運動性?感覚性?もしくは運動企画の不具合か?など脳科学に基づき詳細な評価を行い、総合的に全身のリハビリを行う必要があります。

もうそろそろ手のリハビリ、足のリハビリという概念から、1人のセラピストが全身にアプローチできる総合リハビリテーションという概念に移行していかなければ何年経っても脳卒中後の後遺症に苦しむ方を救うことは出来ません。


皆様はじめまして。

諦めないの悪い総合リハビリテーション士です。

まず、諦めないリハビリを発足した理由を述べたいと思います。
現在の制度では、脳梗塞.出血後の後遺症により生じた機能障害は急性期リハビリテーションおよび回復期リハビリテーションにておおよそ5ヶ月もしくは6ヶ月間の入院期限を満了し、病院を退院します。回復期病棟へ入院中は1日最高3時間のリハビリテーションを受けることが可能ですが、訪問リハビリテーションで40分、デイケアで40分(短期集中期間限定)など極端にリハビリテーションを受けられなくなります。

皆さん疑問に思いませんか?

退院した途端にリハビリテーションの回数や時間を減らす意味がわかりません。なぜなら私は病院に務めながら、主にデイケア、訪問リハビリテーション分野に従事し、脳卒中発症後(6ヶ月~10年)の後遺症を呈している方のリハビリテーションを施術し、多くの方が少しづつ機能改善している現状を経験しています。

運動麻痺はこれ以上良くならない。特に6ヶ月過ぎると難しい?6ヶ月の壁??そんなものは個人的にはないと思っています。


諦めないリハビリは退院後、これからもっと積極的にリハビリテーションを受けたい!杖に頼らず歩きたい!この腕をもう一度動かしたい!
自分の可能性を信じて諦めたくない人の為に、諦めないリハビリを提供したいと考えました。

諦めないリハビリ!前進あるのみです。

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